ヒントは古武術
介助の手法として古武術を流用したものがあり、自分の介助技術をより良くするため様々な古武術の動画を見るようにしています。
その中で先生方がおっしゃるのは”骨”を主体として体を動かすということです。
肩甲骨や背骨、股関節を主に挙げられるのですが、骨を軸にした回転や動きが自分の体重や力を相手に力を伝えるためには重要なのだそうです。
このような動きをするときに古武術の特徴的な姿勢や意識の置き方があるように思います。
まずは仙骨が直立していること、もう一つは胸郭が若干前傾しつつ後ろにテンションがかかっているような姿勢です。
このような姿勢をとると骨を軸とした動きや回転がスムーズに伝わりやすくなると同時に体全体に力が一定にかかっていながらリラックスしている状態になります。
この感覚が発声にも良さそうだったので先日カラオケに行った際に試してみました!
結果としては思った通り発声がだいぶ楽になりました。良い点としては一番は喉が脱力して声帯のコントロールが容易になったこと、次に呼吸の強さのコントロールがしやすくなったことが挙げられます。
悪い点としては高音が鼻に抜けづらくなることです。ただ、練習をすれば改善できそうなくらいなのでさほど問題にはならなそうです。
メソッド化して発声の問題を抱えてる人に届けたいので試行錯誤続けたいと思います。