テレビでカジノ型デイサービス『デイサービスラスベガス』が特集で紹介されていたのを見て考えたことをまとめてみました。
結論から言うと『メジャーなテーブルゲームは早いうちに覚えたほうが良い』ということです。
デイサービスラスベガスについて
デイサービスラスベガスはコンセプトが尖っていたので過去に問題視されていたことがあるようです。
私もカジノ型なんてありえないと思った記憶があるのを覚えています。
このときは100%否定していたので、この批判の対象がデイサービスラスベガスであるというのは知りませんでした。
今回、調べたところ、レクリエーションの時間に麻雀やカード等のゲームを楽しむようになっており、8時間弱の利用時間のうち約2時間程度で、ほかの時間は運動や入浴、口腔ケアもしっかり行われるとのことです。
カジノ型というところのインパクトが強いので批判の的になったようですが、蓋を開けてみれば他のデイサービスと基本業務は変わりません。(当然と言えば、当然ですが…。)
このデイサービス特色の施設内で使える仮想紙幣やゲームの豊富さを除いていえば、麻雀やカードなどは一般的なデイサービスなどの高齢者施設でも行われています。
このことを含めて考える高齢になったときに幸せに生きる準備は『メジャーなテーブルゲームは早いうちに覚えたほうが良い』です。
無理やり行かされる高齢者施設
現在の介護は利用者主体といえど、実際のところ高齢者施設を利用している本人は家族の都合によって送り込まれる場合がほとんどです。
つまりは高齢者施設に行く目的が本人にとっては何もないのです。
デイサービスラスベガスの良いところは『ゲームをしたい』という目的が持ちやすく、高齢者が見失いがちな生きがいにつながるところにあると感じます。
前述したとおり、一般のデイサービスでも麻雀やカードは行われます。
しかしながら、高齢者施設を利用する段階になってから生きがいにつなげるためにゲームのルールを覚えようと思っても衰えている記憶能力では難しいでしょう。
なので、幸せな老後の準備に麻雀やカードのようなゲームは早いうちに覚えておくことをお勧めします。
介護施設に勤めていて、退屈そうにしている高齢者の方を見ると、とても辛いです。介護職員も楽しませようと努力はしますが、人員不足が蔓延している介護業界ではそこまで手が回らないケースが多いでしょう。
自力で楽しめるというのが幸せな老後にとって大切になってきます。
もし、この記事を見て『なるほど』と感じていただけたら、遊びの勉強をしてみてください。
今回はゲームについてフォーカスしましたが、多くの高齢者施設では利用者を退屈させないために、レクリエーションや畑仕事、手芸、カラオケ等を行っています。
実際、利用する施設を探す場合には生の雰囲気が大切なので、見学や体験利用を必ずなさってください。
施設内の雰囲気、職員さんと利用している方の表情ややりとりも見て、上記の取り組みが行われているということを含めて、総合的に納得した施設を利用することをお勧めします。
地域の高齢者施設については市区役所、町村役場に問い合わせると良いでしょう。介護保険サービス開始までのざっくりした解説はこちらで紹介しています。
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