便秘の種類と対策【介護福祉士ブログ】

若い方でもお悩みの方が多い便秘。

便秘には種類がありその対策はそれぞれ違うことをご存じでしょうか?

今回はその解説と対処法を紹介します。

腸内環境が悪くなると心身に悪影響を与えます。

このページを参考に改善を目指してください!

便秘の種類

弛緩性便秘

食物繊維の不足、運動不足や筋力低下等が原因で大腸の蠕動運動が低下し、便がうまく運ばれないことで起こります。

主に日常的に運動量の少ない職業の方や筋力の少ない女性に多く見られます。また、妊婦や高齢者の方に多く見られる傾向があります。

対処

こぼう、キノコなど食物繊維を多く含む野菜を食事に取り入れるようにしてみましょう。

食物繊維は腸内を適度に刺激し大腸の運動を促す効果があります。また、便の水分を保つ効果もあり便秘の予防に寄与します。

運動面のおいて簡単な運動を習慣的に取り入れるようにしましょう。

私も便秘に悩まされていたときは30分程度のジョギングを取り入れることで改善が見られました。

また、お腹周りの筋力低下を防ぐために筋力トレーニングも有効です。

痙攣性便秘

大腸の過緊張により、蠕動運動が強くなりすぎて空回りをし、便がうまく運ばれなくなってしまうことによって起こります。原因は自律神経の不調、また、下剤の乱用が挙げられます。

対処

ストレスの軽減を目指しましょう。

十分な睡眠、ストレッチや軽い運動はストレス解消に良いとされています。

また、ゆったりとした呼吸を意識することにより、心拍数を下げリラックスすることができます。吐く時間と吸う時間を6:4にすることで睡眠時の呼吸に近くなりより効果的です。

直腸性便秘

便意というのは、便が大腸の終わりの直腸に達すると感じるようになりますが、この働きが起こらなくなり排便が促されないのが直腸性の便秘です。

原因は便意を我慢したり、浣腸などを乱用することで起こります。

対処

便意を我慢しない、毎日同じ時間にトイレに座り排便タイムを作ることが挙げられます。痔など肛門付近の疾患があり排便を避けてしまう場合はそちらを治療することも効果的です。

器質性便秘

胃や小腸、大腸、肛門などの疾患が原因で腸が形質変化を起こし排泄が困難になる便秘です。

原因となる疾患は大腸がん、クローン病、虚血性大腸炎などが挙げられます。

対処

医療機関で原因となっている疾患を治療することから始めてください。

便秘のお悩みは消化器科へ!

頑固な便秘を改善するのは結構大変です。

病院にかかることを視野に入れてみてください。また、便秘の陰に隠れた重大な病気の発見につながることもあるかもしれません。

診察は「消化器科」をはじめとした「胃腸科」や「肛門科」、「一般内科」で受けることができます。利用される病院に確認をされてください。

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