施設のアロマセラピーを実施して一週間経ちました。
ザックリとした全体の感想としては、始めた良かったというところです。
一番大きなメリットとして感じたのは、利用者さんとの距離感が縮まったことです。
高齢者施設の利用者は女性の比率が上がりがちで、男性の方は自由が利かなことを嫌ったり、女性の中に居づらさを感じることか少なくないようで、どこかいつも退屈そうな雰囲気を漂わせがちでした。職員の声かけにもそっけなさを感じる部分があったのですが、アロマセラピーを始めてからはコミュニケーションのきっかけができて女性のも話しかけられるようになったり、雰囲気が明るくなったように思います。
高齢者施設ともなると認知症を患っている方がほとんどなのでアロマセラピーをしていたことなどものの10分で忘れてしまいますが、アロマセラピーを実施している私への印象値は徐々に上がっているようで、にこやかに話をしてくれたり頑固な面というのが少し減ってきました。
認知症を患っていない方には「アロマセラピーきもちよかったわ。」と、帰りがけに言葉をいただくこともありました。
このまま固定のサービスとして実施して、メンタル面や上肢の機能維持に繋げていければよいなと思います。
費用面のハナシ
アロマセラピーというとお金がかかりそうというイメージがあったのですが、意外とそうでもありませんでした。
私が使用しているオイルは、無印良品のホホバオイルとスイートアーモンドオイルです。
20mlのキャリアオイルに0.5mlの精油を加えてトリートメント液を作るのですが、この量で約8名のハンドトリートメントが行えます。使用する精油にもよりますが、費用としては250円強と見積もって差支えないと思うので、前項のメリットを考えると十分プラスになるのではと思いました。