歩行訓練の立ち合い
QOL維持の取り組みとして歩行訓練の強化をしております。
その取り組みの中で気づいたのはストレッチの重要性です。
以前からストレッチをしてから歩行訓練を行ってはいましたが、ストレッチをより重点的に行うことによっておこる動きの変化がとても大きいことに気づきました。
補助側の負担が減ることも利点ですが、それ以上に利用者さんが動きやすさを体感することによって訓練へのモチベーションがとても上がります。
普段は「もうやめようか。」とすぐ口走る方が「もっとやりたい!」と言い出したときは驚きました。
急に運動量を増やして調子を崩しても良くないので、いつもよりも少しだけ量をこなして終わりにしました。心なしか運動後も明るい表情が見られたように思います。
これは考えすぎかもしれませんが、普段、運動を早く切り上げたがったのはうまく動けない自分を実感したくないというような気持ちもあったのではないかというようなことも思いました。
いずれにしても、うまく動けないストレスのようなものを感じないような歩行訓練を実施していきたいと思うので、これからもストレッチを重視していきます。
また、高齢化する前に柔軟な体を保つことで、自身の心身の健康を保つことに繋がるようにも思いますのでこの記事をきっかけとしてストレッチを習慣にしていただければ幸いです。
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